長峰製茶の業務(茶問屋としての卸売・小売)の枠を超えて、代表の多々良高行が個人的に関わっている茶関連の活動を紹介します。商品ラインナップではなく、日本茶文化への向き合い方を示す活動です。
晩茶は、日本人が長らく自家消費用に自宅の鍋や釜で自製してきたお茶です。少ない茶の木からたくさんの茶葉を得るため、葉が十分に成長する夏以降に製造されます。輸出産品として標準化された緑茶とは別に、地域ごとに育まれてきた庶民の日常茶です。
晩茶研究会は2019年に始動し、長峰製茶代表の多々良高行は副会長を務めています。年に二回ワークショップを開催しています。
阿波晩茶風の乳酸発酵茶や、美作番茶風の煮汁をかける晩茶などを製造します。
寒茶。厳冬期に摘採される晩茶を扱います。
晩茶を作るだけでなく、文化的背景の探求も研究会の柱です。晩茶を飲むための土瓶を蒐集・展示するなど、晩茶を取り巻く暮らしの道具にも目を向けています。
高草山(焼津)の茶園再生に取り組んでいます。半野生化した茶樹から手摘みした茶葉を、二つの形で活かしています。
自然栽培(農薬も肥料も不使用)の茶葉を手摘みし、軽く発酵させた、緑茶と紅茶の中間的な性格のお茶です。里山の環境を反映した、輪郭のはっきりしない風合いが特徴です。
高草山の茶園で育まれた葉と枝を使った天然染色です。ひとつひとつ手作業で染め上げ、自然な色合いと伝統的な風合いを楽しんでいただけます。染色に使用した茶葉は、十分に抽出したのち山に戻ります。豊かな土となり循環します。